木造一戸建て現場
トイレの便器交換のご依頼でしたが、便器を新しくすると新しい便器とは形状や取付位置が変わるので床は元位置の跡が残ってしまいます
そこで併せて床の部分補修や張替もしなければなりません
ならばこの際、床だけではなく壁・天井のクロスも綺麗に一新しましょうと提案してトイレという一部屋の全面リフォームとなりました
便器はお客様のご希望でパナソニックの「アラウーノ」、最新のあわ洗浄機能や独自の四角い便座形状、カラーが選べるお洒落な便座蓋（今回は柾目模様の濃いこげ茶）など、とてもモダンな機種です
床は隣室の洗面所と同じ白いマーブル模様の塩ビタイルでお手入れも楽で耐久性もあります
壁には新たにオプションの手洗い器を設置しました
便器と別にトイレに手洗い器があると便利なだけではなく、高級感があります
しかし、元々無いところに新たに手洗い器を設けるのは、壁や床を壊して新たに給排水管を引き込まなくてはならないので、工事規模もその費用も大きなものになります
この機種はオプションで脇の壁に設置するカウンター下が給排水管と一体の独立した手洗い器が設置できるので新たな給排水管の工事が不要になるという大きなメリットがあります
こうして元々階段下の奥行きの長い部屋のタンク式トイレがタンクレスのモダンな便器、紙巻器が出っ張らずに収まるカウンター、その脇に手洗い器、その蛇口は手をかざすと水が出る自動水栓という豪華な器具類をスッキリ収め、白基調の明るい床・壁に対して天井は茶色のクロスでアクセントを付け、照明も出っ張りがないダウンライトで豪華な雰囲気ながらもスッキリした清潔感溢れるトイレに生まれ変わりました
（写真はビフォー→アフター）