元々は酒屋さんの店舗を診療院にリノベーションしました
ありがたい事に友人知人からのリフォーム依頼が多い小社ですが、友人知人の物件の良いところは気の知れた方ほどお客様の要望をお聞きした上で、こちらがとても円滑にイメージワークできることです
そしてそれがお客様が最初にイメージしていたものと大幅に変わってもそれを充分納得した上で受け入れていただけることが多いことで、今回の現場も積極的に提案させてもらって、それを一緒に検討しながらの共同企画になりました
不思議なもので気心知れた人の物件というのはビフォーの現場を初めてみた瞬間に完成イメージが湧いてきて、最初は意見が違ってもも最後はきちんとまとまるのです
それは常に自分がお客様の立場に立って真剣に考えるという至ってシンプルな基本姿勢からなのだと自負しているのですが、実際にはそれをやり抜くには工事に携わる者の効率を優先順位から下げて面倒なことを取り入れる事が多いので施主様と作業員との間で見えない多くの調整が求められます
また、お客様は10人10色
最初から誰もが同じパターンにはまるはずは無いと思えばこちらのパターンの中からお客様が選択するのでは無く、最初からお客様1人1人に合わせていくのも当然だと認識しています
大袈裟ですが、今回の現場はお客様が考える診療院のコンセプトを十分理解した上で、それ以上のイメージワークができたと思います
開業は9月からの予定で最後に外の看板を作成して完成となります
ちょっとフライングだけど、お施主様の許可を得てチラリとその一部をお見せしちゃいます