大規模改修2022
共用廊下や外階段の照明は入居者の足元を照らす役割はもちろんですが、暗くなって外から観たときにその光が建物全体を引き立てる大きな演出効果となります
このマンションの共用部照明は元々電球型蛍光管の照明器具でしたが、経年による電球交換は年間20〜30個くらいあります
電球交換の時には白熱灯タイプのLED電球に交換していきましたが、今回は電球交換が不要になるLED専用器具にしました
元々の器具は半球型のカバーがついたよく見る無難なタイプでしたが、これからの新時代を見据えて小型のダウンライトを採用して「外から観た美しさ」を現代風に映える様にした事で建物全体が若返りました
従来の「半球型」は廊下全面を均等に優しい光で照らすので明るさそのものは文句無しだったのですが、今回ダウンライトにした事で各住戸の玄関扉の前をスポット照射するような光となり、入居者の各部屋に専用の明かりが灯るような雰囲気になり、その光には高級感もあります
正直なところ、従来ほど全体が明るくはないのですが、単身者用のマンションなので敢えて光の演出を凝ったお洒落なものにしてみました
「光の演出」は建物の質感を上げる効果抜群です!